なんじゃくがに(銀黄金)

うちなーぐち(沖縄語)、三線

琉球諸語の勉強に使っている参考書

概要

うちなーぐち関連の本は電子書籍は殆どなくてほとんど紙の本です。

絶版になっているものも多く、入手困難なものが多いです。

たまに見つけてもプレミアム価格が付いていたり・・

と、言っているだけではアレなので私が学習に使っているものを紹介します。

入門書、文法書

初級沖縄語

初級沖縄語(研究社)

  • 章ごとにまず会話があって、その会話に使われている文法の解説をしていくスタイルでとっつきやすいと思います。
  • まず何か1冊ということであれば個人的にはこの本がオススメです。
  • 巻末に動詞の活用表があるので文章を作る際はここをよく見ます。
  • 作文するには語彙が足りないので辞書が別に要ると思います。
  • 今でもヨドバシやAmazonでも在庫があって入手が容易だと思います。私は沖縄で買いましたが

うちなーぐち しくみと解説(沖縄時事出版)

  • 文法書です。いきなりこれから入るとしんどいかも?会話形式の入門書から入ったほうが良いかも。
  • 初級沖縄語より厳密なのでしっかり文法抑えたいときに。

やいまむに しくみと解説(ばがーすぃまむにプロジェクト)

  • 名前から気づくと思いますが、上記「うちなーぐち しくみと解説」のやいまむに(八重山語)版です。
  • クラウドファンディングして発行されたもので、一般の書店にはあまり出回ってないかもしれません。
  • 八重山語の文法書で現在入手できるものがあるかと言うと、まだこの本が一番入手しやすいかも・・?

辞書

沖縄語辞典(国立国語研究所)

沖縄語辞典

  • 元々紙の辞典であったものを電子化したもの。
  • PDFとエクセル形式で配布されています(無料)。
  • 見出し語が独自の発音記号で読みづらいので私は自分で仮名に変換したものを使っています。

沖縄語辞典 那覇方言を中心に(研究社)

  • 紙のうちなーぐち辞典で現在入手容易かつお手頃なお値段なのはこれくらいじゃないでしょうか。
  • 那覇方言で書かれているので「ダ行」と「ラ行」が一緒になっています。
  • 例を挙げると広く知られている「サーターアンダギー」はこの辞典では「サーターアンラギー」表記です。

どぅなんむぬい辞典(与那国方言辞典編集委員会

  • どぅなんむぬい(与那国語)の辞典。
  • お手頃価格かつ比較的入手容易。
  • 辞典ですが軽く文法の解説があります。
  • 教育委員会が出しています。
  • 現在第2版まで出ていますが、第3版も出したい、ということが書かれています

しまくとぅば普及センターに資料が色々ありますが、文法の解説はあまりなくて、まず慣れましょう的なものが多いです。

しまくとぅば普及センターについて | #使ってみようしまくとぅばナビ – しまくとぅば普及センター

ぼやき

八重山語の辞書を私は持ってないのでお手頃価格のを出してくれませんかね・・

石垣方言辞典とかプレミアム価格で4万円とかのは見つかりますが流石にちょっと。