うちなーぐち(沖縄語)文法 まとめ
沖縄芝居「三村踊り」
YouTubeのOTV沖縄のチャンネルで、期間限定で「三村踊り」という沖縄芝居が公開されています。
【期間限定公開中!字幕付き】郷土劇場「三村踊り(大伸座)」2025年6月18日放送
https://www.youtube.com/watch?v=pNROLxsGYmo
全編うちなーぐちで話されていますが日本語字幕が付いているので聞き取れなくても楽しめます。
あらすじ
上記動画より引用します
那覇に住む美しい娘、チル小の噂をきき、自分の嫁にしようと、糸満・小禄・北谷の三村の男が那覇に出向きます。 場所もわからず困っているところ、通りがかりの那覇の男へ事情を話し助けてもらいます。 なんとかチル小の家にたどりついた3人の青年は、チル小を嫁にするため腕相撲などで対決するも、なかなか決められません。 そこからどうなるのか? 喜劇「三村踊り」どうぞお楽しみに。
うちなーぐちの中の方言
明らかにうちなーぐちの標準語の首里言葉とは違う発音のところがあります。
例
- 首里では糸満は「いちまん」ですが、糸満言葉で「いくまん」と話されています。
- 首里では「来ました」は「ちゃーびたん」ですが、糸満言葉で「たーびたん」と話されています。
- 糸満言葉では静音破裂音がありません。
私は糸満言葉は詳しくないので、前編を通してどれくらいコテコテの糸満言葉で話されているのか分かりません(^^;
また、小禄言葉も首里言葉とは若干違うとは思うんですが、違いは分かりませんでした。
タイトル
タイトルは民謡の「三村踊り」から取っているのは明らかだと思います。
民謡では「小禄、豊見城、垣花、三村〜」の唄い出しで始まりますが、この劇では小禄、糸満、北谷です。
厳密に民謡の内容を膨らませて劇にしたというわけではなく、あくまでモチーフくらいなんでしょうか?
また、劇中で「三村踊り」が演奏されていることはなかったと思います。
替え歌で劇の内容で歌詞を作って演奏してくれたら良かったのに。
時代背景
琉球王朝時代は間切りをまたいでの結婚は出来なかったので、時代は明治から昭和初期の設定なんでしょうか?
上間不動産のCM
沖縄でテレビをつけていると、ちょくちょく上間不動産のCMが流れてきます。
不動産屋で客のおじさんが店の女性社員にうちなーぐちで話しかけるCMですね。
沖縄在住の方はもちろん、沖縄によく行く方はご存知の方も多いんじゃないでしょうか?
ちょっとこのCMの紹介を。
登場人物
客のおじさん役は民謡歌手の徳原清文先生です。
女性社員役は本物の上間不動産の社員さんらしいです。
YouTube
YouTubeに動画上げてくれている方がいるのでお借りします。
会話
おじさん:「一番座と二番座、くまーしむ」(和室2部屋、ここは台所)
おじさん:「あんし中前やー?」(中前(居間 or 玄関)は?)
女性社員:「眺めは最高ですよ」
おじさん:「中前よー」(中前(居間 or 玄関)の事さー)
女性社員:「あーこちらですね」
おじさん:「とーからー」(それじゃあ借りるよ)
女性社員:「カラー?色は白っぽくてキレイですよ」
単語の解説
CM自体に字幕で日本語訳(ウチナーヤマトグチ訳?)が付いているんですが、意訳になっているところがあるので単語の解説をしてみようと思います。
くまー: くま(日本語の「ここ」)+ や(日本語の「は」)の融合した形。
しむ:台所。日本語の下(しも)に対応していると思われる。
あんし:それで。
中前:居間 or 玄関。これは字幕の通り。
とー:では
からー:動詞 借いん(かいん)の勧誘形。借りよう。
琉球古民家では家が南に面していて、東の部屋から一番座、二番座・・と呼びます。大きい家だと三番座まであります。
これに擬えてこのCMでは和室1部屋目を一番座、2部屋目を二番座と呼んでるんですね。
今どき和室2部屋の2LDKはあまり見かけないので制作当時からちょっと時代を経たのを感じますね。
裏話
制作者の方が裏話を語っている動画もあります。
どこかの動画で制作会社の名前言ってたと思うのですが忘れました・・ 頑張って探せば分かるはずです。
別バージョン
上間不動産のCMは別バージョンもあるんですが、それはまた機会があれば。
沖縄関連の書籍を扱っている店舗
三線に小さい虫が・・
三線弾こうと思ったら小さい虫が湧いていました。ちょっとショック。
紙魚(シミ)みたいな虫です。
日干しにしようかとも思いましたが、 革が傷みそうなのでドラッグストアで防虫剤を買ってきてハードケースに入れて暫く様子を見ようと思います。
追記: 防虫剤の効果てきめんで、次の日から虫見なくなりました。
去年は居なかったので、どこから来たのかと思うと、紙魚だったら中古で買ってきた工工四に付いていて、そこから移って来たのか? という推測をしました。
てなわけで工工四も段ボールにしまってこれも防虫剤入れようと思います。
でも段ボール自体も紙で出来てるし段ボール捨ててプラスチックのケースにしたほうが良いのかも・・?
うちなーぐち、琉球諸語の音声資料
書籍やWEB上のテキストで言語を勉強していると発音やアクセントを習得するのが困難です。
国際音声記号付きの資料があれば言語学に詳しい人はもしかしたらテキストから音声を再構築して理解できるのかもしれませんが、常人には無理です。
で、話者の人と話して覚えるのが一番良いとは思うのですが、いつも出来るとは限らないので音声資料があると役立ちます。
うちなー民話の部屋
沖縄県立博物館・美術館のうちなー民話の部屋
うちなー民話の部屋 | 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
動画として公開されているものは80本(2024年時点)。
それぞれ、元の話者の話すうちなーぐちの動画、うちなーぐちで再録したもの、日本語に訳したもの、音声記号付きの4種類公開されています。
所蔵されている資料は30000件を越えているようなので、残りのものも音声データだけでも公開してほしいものです。
ゆんたんざミュージアムの YouTubeチャンネル
読谷村の座喜味城址そばにある、ゆんたんざミュージアムのYouTubeチャンネル。
世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム - YouTube
昔話が公開されてあります。
うちなーぐちで収録されているものと大和口で収録されているものがあります。
(余談ですが、ここまで自転車で行ったことあるんですが、山の上にあって行くの結構大変でした)
